スタッフブログ
2024/04/09
3DCGのモデリングが数十分で…
最近、画像やテキストから3DモデルをAI生成してくれる
「Tripo3D」を試してみました。
これまで3DCGのモデリングするには、
専用のソフトの使い方を習得する必要がありましたが、
実に簡単に短時間で
3Dモデルを作ることができるようになりました。
現時点ではプロンプトを打ち込んで生成する
「Text to 3d」と画像を元に生成する「Image to 3D」の
2つの機能が使えるようです。
今回は「DALL-E3」で「赤いメガネをかけた
ピンク色の髪のツインテールの女の子(日本人)
ソフトビニール人形風」の画像を生成し、
その画像から3Dモデルの生成を「Tripo3D」に依頼しました。
モデリングはわずか20分ほど完了し、
3DモデリングデータとCGを1回転させたビデオデータを
ダウンロードすることができました。
初めに作成したCGは、
期待したかわいらしさには欠けていましたが、
2回目に作成したモデルは若干マシな仕上がりとなりました。
ただし、メガネが変形してしまうという問題は、
画像から3Dモデルを生成する際によく遭遇する課題の一つであるようでした。
今のところ「Text to 3d」の方が
このようなデザインの乱れは少ないとの記事もみられました。
次に、私たちの会社のロゴを
「Tripo3D」で3Dモデル化してみましたが、
そこでは意外な形状のアイテムが生成されました。
AIが弊社のロゴを武器か盾か、
はたまた鍬のようなものと認識したようです。
これは、AIが画像のみならず、
その背後にある意味やコンテクストをも解釈し、
創造的なモデルを生成している可能性を示しています。
表現力や精度にはまだ改善の余地があると感じますが、
これからの技術開発が映像制作における
クリエイティビティやデザインプロセスに
新たな風を吹き込むことを期待しています。
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